- NFTを他のウォレットに送りたい
- NFTをギブアウェイしたい
- NFTを安全なウォレットに移動したい
そんな悩みに答えます。
本記事では、NFTを他のウォレットに送る方法について、解説しています。
簡単にNFTを送れるので、初心者の方でも大丈夫ですよ。
結論、NFTマーケットプレイスのOpenSea(オープンシー)で、トランスファー(転送)機能を使えば、簡単にNFTを送れます。
ただし、ガス代がかかります。はじめにイーサ(ETH)を準備しておきましょう。
詳しいやり方は、後ほど解説しますね。
本記事を読めば、失敗せずに簡単にNFTを送ることができますよ。ぜひご覧ください。
本記事の内容
- NFTの送り方
- NFTの安全な保管方法
NFTの送り方
NFTの送り方の手順は、以下の通りです。
NFTの送り方
順番に解説していきますね。
ガス代(ETH)を準備
NFTを送る際は、ガス代(イーサ:ETH)がかかります。
あらかじめ、ガス代分のイーサ(ETH)を、送り元のウォレットに準備しておきましょう。

メタマスクからNFTを送る場合は、送り元のメタマスクにイーサ(ETH)を準備しておいてくださいね。
ウォレットにイーサ(ETH)の残高がなければ、取引所でイーサ(ETH)を購入して、ウォレットに送付しましょう。
国内取引所からイーサ(ETH)を送付する際は、送付額に応じて取引所を使い分けるといいですよ。
ガス代分だけの少量のイーサ(ETH)をウォレットに送付したい場合は、bitFlyerがおすすめ。
なぜなら、イーサ(ETH)の最低送付額が0.001ETH(日本円で約168円 ※2022年12月7日22:00時点)と、少量で送付できるためです。
ただし、0.005ETH(日本円で約840円 ※2022年12月7日22:00時点)の送付手数料がかかります。
ガス代分に限らず、0.1ETH以上を送付する場合は、GMOコインを利用しましょう。
GMOコインは、イーサ(ETH)の最低送付額が0.1ETH(日本円で約16,000円 ※2022年12月7日22:00時点)と他の取引所よりも高いですが、送付手数料が無料です。

NFTを送るだけで、手数料は負担したくないですよね。
ガス代分だけのイーサ(ETH)を送るなら、最低送付額が0.001ETHのbitFlyer、0.1ETH以上を送付するなら、手数料が無料のGMOコインを利用しましょう。
国内の仮想通貨取引所については、以下の記事でおすすめな取引所5選を紹介しています。手数料などを比較して解説しているので、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
送り先のウォレットアドレスを確認
ガス代用のイーサ(ETH)が準備できたら、NFTを送る先のウォレットアドレスを確認しましょう。
メタマスクでは、以下の赤枠部分がウォレットアドレスになります。


アドレスをコピーしておきましょう。
OpenSea(オープンシー)のプロフィールページにアクセス
NFTを送る際は、OpenSea(オープンシー)でトランスファー(転送)機能を利用します。
NFTの送り先のウォレットアドレスを確認できたら、OpenSea(オープンシー)のプロフィールページにアクセスしましょう。
次に、右上の人物マークをクリック。続けて、「プロフィール」をクリックしてください。

そのままウォレットを接続しましょう。

すると、OpenSea(オープンシー)のプロフィールページに、ウォレット内のNFTが表示されます。
OpenSea(オープンシー)でトランスファー(転送)
OpenSea(オープンシー)のプロフィールページでウォレットを接続したら、送りたいNFTコレクションを選びましょう。
NFTコレクションの左下の「・・・」をクリック。

次に、「転送」をクリックしてください。

転送するNFTを確認して「続行」をクリックしましょう。


複数のNFTを選択できますよ。
続いて、はじめに確認した、送り先のウォレットアドレスを入力。

アドレスを間違えると、NFTは戻ってきません。注意しましょう。
ウォレットアドレスを入力したら、「転送」をクリック。
ガス代を確認して、「確認」をクリックしてください。

転送が完了すると、以下の画面になります。

以上で、NFTの送付は完了です。
NFTが届いたか確認
NFTを送ったら、実際に送付先のウォレットに届いているのか確認しましょう。
送付先がメタマスク(ブラウザ版)であれば、「ポートフォリオサイト」から確認できますよ。



スマホ版メタマスクの場合は、「NFT」から確認できます。
また、DeBankやNFTBankを利用すれば、接続しているウォレットのNFTのポートフォリオを確認できますよ。
DeBankの使い方については、以下の記事で解説しています。こちらの記事を参考にしてみてください。
NFTBankの使い方については、以下の記事で解説しています。以下の記事も参考にどうぞ。
>>NFTBankの特徴・使い方を解説【NFTの価値を確認しよう】
NFTの送り方:よくある質問
NFTのギブアウェイって何?
NFTを無料でプレゼントすること。NFTのプロジェクト側やクリエイターが、作品の認知獲得や販売促進の目的で行います。
送り先のウォレットアドレスがわかれば、NFTは簡単に送れるため、NFT業界では頻繁に行われていますよ。
NFTのギブアウェイの方法は?
ギブアウェイの方法は、本記事で解説したNFTの送り方と同じです。ギブアウェイしたい相手先のウォレットアドレスを確認して、NFTを送ればOKですよ。
NFTを安全に保管するには?
NFTを安全に保管するには、ハードウェアウォレットを利用するといいですよ。ハードウェアウォレットは、インターネットに接続しないウォレットのため、安全性が高いです。
ハードウェアウォレットを選ぶなら、世界中で人気のLedger (レジャー)社のハードウェアウォレットがおすすめですよ。
とはいえ、ハードウェアウォレットにも課題があります。より安全にNFTを保管するには、Argentウォレットを利用するのもアリですよ。
Argentについては、以下の記事で解説しています。こちらの記事も参考にどうぞ。
>>Argentの使い方【シードフレーズ不要でNFTも安全保管】
NFTの送り方:まとめ
本記事のまとめです。
NFTの送り方の手順は、以下の通り。
NFTの送り方
NFTを送る際は、OpenSea(オープンシー)のトランスファー(転送)機能を使いましょう。
ただし、ガス代がかかるので、イーサ(ETH)をあらかじめ準備しておいてくださいね。イーサ(ETH)をウォレットに送る際は、送付額に応じて取引所を使い分けるといいですよ。
ガス代分のイーサ(ETH)のみ送るなら、最低送付額が0.001ETHのbitFlyerを使いましょう。0.1ETH以上を送付するなら、手数料が無料のGMOコインを利用すると損しないですよ。
今回は以上です。ありがとうございました。